「Zoomでウェビナーをしたいけど、どういった点に注意すべきだろう?」
「Zoomウェビナーを成功させる注意点を知りたい!」

今やWEB上で開催されるセミナー「ウェビナー」は集客や商品・サービス紹介の一つの導線として定着しています。しかし実際にウェビナーを開催しようとすると、どういった点に注意すべきかわからない場合も多いでしょう。

そこで今回の記事では、Zoomウェビナーについて6つの注意点を解説したいと思います。注意点という側面から、ウェビナーを成功させるイメージを高めてみてください。

Zoomウェビナーの特徴と利用方法


はじめにZoomウェビナーの特徴と利用方法について簡単にまとめていきます。ここは確認の意味も兼ねて読んでみてほしいと思います。

ビジネスという側面からZOOMウェビナーの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • 最大10,000人のオンラインイベントを開催できる
  • アンケート・レポート・リマインダー・フォローアップメール機能もあり、フォローも万全
  • 録画配信、リアルタイム配信を柔軟な設計ができる
  • 事前登録機能を使用した収益化オプションもあり

 
このように最大参加人数を利用しての大規模セミナーにも使えますし、充実したフォロー機能を利用しての小規模セミナーにも使っていくことができます。

実際にウェビナー機能は、大企業による年次総会にも使われており、また個人事業主が見込み顧客に対して実施する受注のためのセミナーにも使われています。

以上のようにZoomウェビナーは、あなたの目的に応じたセミナーを開催することができるのです。

Zoomウェビナーを成功に導く6つの注意点


それでは記事の中心的な内容である6つの注意点について確認していきましょう。いずれZoomウェビナーを成功させるためのものなので、実際にあなたがウェビナーを開催する姿をイメージしながら読んでみてください。

はじめに6つの注意点を箇条書きにまとめると以下のとおりです。

  • 初めての場合はリハーサルを徹底する
  • 開始前に表示させるスライドを作成しておく
  • 参加者・パネリストのマイクをオフにする
  • チャットは主催者側スタッフとの連絡用に使う
  • 手を挙げる機能で参加者の温度感を知る
  • 終了時間を守る

 
それぞれについて以下にて詳細に解説していきます。

初めての場合はリハーサルを徹底する

Zoomウェビナーを成功させるための注意点として最大のものが「リハーサルの徹底」です。対面セミナーを何度も実施したことがある場合であっても、ウェビナーのリハーサルは徹底してください。

リハーサルは本番と同じ曜日・時間帯で実施し、以下を中心に確認していきます。

  • マイク・カメラ・PCの機能を確認
  • 特にマイクは音質のクリアと指向性について確認
  • 会場・服装・背景の明るさ、表情の見え方を確認
  • 通信環境を確認
  • 受講者の立場で台本を確認
  • フィラーがないか、結論から話しているかを確認
  • 画面表示するスライドについて確認

 
ウェビナーでは、マイク・カメラ・PC・通信環境が非常に重要なので、セミナー経験者であってもリハーサルは重要です。特に注意してほしいのは、マイクの音質と通信環境です。通信速度としては、10Mbpsを確保しつつ、リハーサルで画像や音声にタイムラグが起きないかを確認します。

開始前に表示させるスライドを作成しておく

ウェビナーでは開始時刻までの間、画面に以下の項目を記載したスライドを表示させておくことが多いです。

  • ウェビナーの注意点
  • 当日のスケジュール
  • 後から録画を配信するかどうか
  • アンケートのお願い

 
開始時刻までの数分を利用して、受講者の集中力をセミナーに向ける効果もあるので事前に作成しておきましょう。文字数が多すぎても受講者の気持ちが削がれてしまうので、必要な事項のみを伝える形で良いです。

参加者・パネリストのマイクをオフにする

またセミナー開始時には、参加者とパネリストのマイクをオフにしておきましょう。セミナー開始時に、予期しない音声が入ると話し手であるあなたも混乱しますし、受講者も集中力をそがれます。

そのためマイクオフの操作については、必ず確認する注意点として台本に書き込んでおいても良いくらいです。一方で、パネリストとして指名した人物のマイクをオンにする操作についても、前述のリハーサルで慣れておくと当日スムーズになります。

チャットは主催者側スタッフとの連絡用に使う

Zoomウェビナーでは、受講者からのチャットを受け付けて、随時回答していくケースもあります。その際、チャットの有無ばかり気になってしまっては元も子もありません。そのため受講者からの質問はチャット機能ではなく、Q&Aー機能を使用しましょう。

一方でチャット機能は、当日主催者側スタッフとのやりとりに使うと便利です。話しながら常にスタッフに返信するのは現実的ではないので、スタッフからあなたのへの一方的な連絡用に使っていき、不足の事態にも対応できる体制を整えていきましょう。

手を挙げる機能で参加者の温度感を知る

ウェビナーと対面式のセミナーでは、受講者の反応をリアルに把握できるかどうかの点で大きく違いがあります。これは受講者側も同じで、会場の熱量が把握できないゆえに離脱するケースもあるのです。

こうした離脱を防ぐためにはZoomウェビナーの手を挙げる機能を使っていきましょう。手を挙げる機能は具体的に以下のような場合に使用し、会場との一体感を高めていきます。

  • 多数決をとる
  • 質疑応答の際に使う
  • セミナーの進捗を確認するための使う
  • 内容を理解できたかどうかの確認に使う

 
手を挙げる機能は、不慣れな受講者もいるのでセミナー開始時に「こうした場合に手を挙げる機能での反応をお願いするので」と使い方を事前アナウンスしておくのがおすすめです。

他に離脱率を下げるためには、画角の切り替えで視覚的なメリハリをつけるのもおすすめです。いずれも受講者の立場でどのようなセミナーであれば飽きないかを検討してみてください。

終了時間を守る

最後の注意点は当然の内容ですが、終了時間を守るという点です。セミナーが盛り上がってくると、ついつい時間をオーバーして話し続けるケースがありますが、これは避けていきましょう。

終了時間をしっかりと守るためには、事前の台本作りが重要です。またQ&Aなど受講者の反応によって必要な時間が異なる内容については、余裕をもって設定しておくのがポイントです。

上手く話してウェビナーを成功させよう


ここまでウェビナーを成功させる6つの注意点について解説しました。いずれも基本的な事項ではありますが、対面式のセミナーと大きく違う部分もあるので、改めて確認しておいてください。

記事の最後では、ウェビナーで上手く話すコツについて紹介します。対面式で話す場合と、非対面式で話す場合は雰囲気も大きく違うので、以下のコツを頭に入れてリハーサルを徹底していきましょう。

カメラの位置を意識して目線を送る

ウェビナーでは、カメラの位置を意識して話すことに慣れる必要があります。カメラからそれた位置を見ながら話していると、受講者から見たときに、あなたが明後日の方向を向いている形になってしまうためです。

そのためリハーサル時に、カメラの位置を確認して話すことに慣れておきましょう。またカメラの位置が目線を送りにくい場所にある際は、やはりリハーサル時にカメラ位置を修正する必要があります。

結論から話す

話法としては、「結論→理由→具体例」の順で話す形を基本にしてください。受講者にとって頭の整理になり、理解度が増すためです。具体例としては…

ウェビナーを成功させるためにはリハーサルが重要です。なぜならば、本番と同じ会場・同じ時間帯でリハーサルすることで初めて当日の通信環境、声の通り方、ウェビナー画面の明るさが確認できるためです。そのためウェビナー本番前に、同じ会場を同じ時間帯に予約し、本番通りの台本も使用してリハーサルを実施してみてください。

…という形で話すのが基本です。セミナー上級者になると結論を敢えて先に伸ばして、受講者の興味を引っ張るという手法も可能になりますが、はじめのうちは基本の構成通りに話していくのがおすすめです。

「結論→理由→具体例」の順は、あなたが途中で内容を見失うことの防止にも役立ちます。

専門用語を使いすぎない

最後にウェビナーでは、専門用語を使いすぎないようにしましょう。特にウェビナーは受講者の反応をリアルタイムで感じられないため、専門用語を使いすぎたゆえに離脱率が高まるというリスクにもつながります。

そのため台本作成時に専門用語を避けて、誰にでも理解できる用語で内容を構成していきます。家族に台本を確認してもらい、わかりにくい部分に対する指摘を得ておくのは効果的です。

まとめ

今回の記事では、6つの注意点を中心にZOOMウェビナーを成功に導く観点について紹介しました。ウェビナーは慣れるまでリハーサルが非常に重要になります。

リハーサルは、カメラ位置・目線・終了時間などを意識しながら、本番と同じ会場・同じ時間帯で実施してください。

さらに話し方については、結論から述べるような台本を作成し、専門用語を使いすぎないようにする点が重要です。あなたも紹介した注意点をもとに実際のウェビナー開催をイメージし、ビジネスを成功に導いてください。


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※ミュート操作、ビューの切り替え、左右表示モード、ブレイクアウトセッション等

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・スタッフがセミナーへ参加し、ご要望に応じて機能操作のサポートをホストに代わって行います。
※画面共有、スポットライトビデオ、ミュート管理、ブレイクアウトセッション等
 
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