プログラミングを習得したいと思って、まずは書籍などで学習を進めている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際に学び始めると実感すると思いますが、どの言語も独学だけで技術を習得するのは非常に難しいです。
そもそも、どの言語を学べばいいのか?という点で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、主なプログラミングの言語と、現在主流となっているおすすめの言語、おすすめのプログラミングスクールについてご紹介させていただきます。
プログラミング言語の選び方
最終的にどの言語を学べばいいのか?という点については、以下のようなポイントでチェックするといいでしょう。
- 応用のしやすさ
- 学習のしやすさ
- 求人数・案件数の多さ
- 業界・市場のトレンド
まず大前提として、プログラミング言語を覚えて何をつくりたいのか?どんなことがしたいのか?という目的が大切です。
その次に、上記のようなポイントを意識しましょう。
いきなり難しい言語を習得しようとしても、習得まで時間がかかったり、学習が続かなかったりというのは避けたいです。
また、せっかく習得したスキルも需要がなく活躍の場が限られていたり、数年後には活かせなくなるというではもったいないですよね。
プログラミング言語の種類
プログラミング言語は、「フロントエンド言語」と「サーバーサイド言語」の2種類に大きく分けることができます。
また、プログラミング言語とは別に、「マークアップ言語」や「スタイルシート言語」というのもあり、これらの言語を組み合わせることでWebサイトやアプリを作ることができます。
- フロントエンド言語:Web上の表面的な部分を作成する
- サーバーサイド言語:Web上の裏側の処理を行う
- マークアップ言語:文章にタイトルなどの要素を加える
- スタイルシート言語:Webサイトの見た目を整える
主要言語だけでも200種類を超えますが、今回は代表的な言語について解説します。
JavaScript
Webコンテンツやバックサイドなど、幅広い分野で活用されている汎用性の高い言語です。
JavaScriptの名前を聞いたことがある方も多いと思います。
それだけ高いシェア率をもつ言語だということです。
JavaScriptで作れるもの・できること
・Webサイトに動きをつける
・ユーザー操作で処理ができる
HTML
Webアプリを開発、構築するときなどに使用する言語です。
Hyper Text Markup Languageの略で、本来はマークアップ言語として開発されました。
HTMLで作れるもの・できること
・Webアプリ
・Webサービス
Ruby
Webサービスだけでなく、アプリやゲームなども得意としている汎用性が高い言語です。
シンプルで学びやすいというのも特徴です。
Rubyで作れるもの・できること
・Webアプリ
・スマホアプリ
・SNS
・オンラインショッピングサイト
・機械学習など
CSS
Webサイトの装飾だけでなく、JavaScriptやHTML5と組み合わせることで、動的なWebアプリを構築できるスタイルシート言語です。
Webブラウザで表示させる際に、事実上必須となるため、高いシェア率をもっています。
CSSで作れるもの・できること
・Webサービス
・アニメーション
SQL
RDBMS(関係データベース管理システム)において、データの操作や定義を行うデータベース言語です。
さまざまな派生があり、CMSとして有名なWordPressやMovable Type はMySOLを使用しています。
SQLで作れるもの・できること
・DDL
・DML
・トランザクション制御
Java
Google三大言語のひとつで、大規模システムにおける大きな需要と市場を持っているオブジェクト指向言語です。
IT企業などで多く使われる傾向にあります。
Javaで作れるもの・できること
・Webアプリ
・Androidスマホアプリ
・IoTシステム
・ゲームソフト
Python
AIで多く活用される言語として、近年注目を集めています。
汎用性が高く、人気のある言語です。
世界一のユニークユーザー数でも有名なFacebookの開発にも採用されています。
Pythonで作れるもの・できること
・人工知能
・Webアプリ
・データ解析・分析ツール
C/C++
C言語は、アメリカで開発された汎用性の高いプログラミング言語です。
C++は、C言語系列のオブジェクト指向言語で、C言語をマスターした後のステージとして使用されます。
大規模システム開発などに活用されています。
C/C++で作れるもの・できること
・ロボット
・電化製品
・OS
C#
C言語に近い文法で、C++よりも簡単にオブジェクト指向で処理できるように作られています。
Unityという3Dゲームの作成を得意としているゲーム開発ツールで採用されています。
C#で作れるもの・できること
・フォームアプリ
・Webアプリ
・MacOS・iPhone・Androidアプリ
Swift
Appleが2014年に発表した新しいプログラミング言語です。
Apple製品の開発は、以前まで「Objective-C」という言語が使われていましたが、現在はSwiftにどんどん切り替わっています。
Swiftで作れるもの・できること
・iPhone、iPad、iPodアプリ
・Webアプリ
・Webサーバー
PHP
Webアプリの開発ではトップシェアといっても過言ではない汎用性の高い言語です。
CMSサイトで有名なWordPressや、ECサイトの設置に利用されるEC-CUBEなどにも活用されています。
PHPで作れるもの・できること
・Webサービス
・Webアプリ
全体をみると、需要に対して習得者が増えるため、Webアプリ系の言語の人気が高いといえるでしょう。
しかし、今後の流れを考えると、AI系で使われることが多いPythonなどの言語は需要が高くなることが予想されます。
大切なのは、「何を作りたいのか」という目的の部分です。
それと前章でお伝えしたポイントに合わせて、学ぶ言語を選択しましょう。
これからのAI時代にはPython
近年注目を集めているPythonは、AI・機械学習の開発に有効な言語です。
日本ではまだ主流ではありませんが、世界中の多くのエンジニアや研究者が開発を進めています。
将来性という観点からも、非常に人気が高い言語といえるでしょう。
じつは、YoutubeやInstagramなどにもPythonは使われています。
次に、Pythonのメリットとデメリットをみていきます。
Pythonのメリット
- 文法がシンプルで書きやすい
- ライブラリが豊富で開発を高速化できる
- フレークワークやライブラリが充実しているため、さまざまなシーンで活躍する
- AIや機械学習の専門分野で実績がある
シンプルで書きやすいという点は、初心者にとってメリットに感じる点でしょう。
Pythonのデメリット
- 日本語で説明されているページや資料が少ない
- 実行速度が他の言語に比べて遅い
世界に比べると日本での普及率が現在の課題といえるでしょう。
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